2009年10月28日
長期優良住宅でも倒壊
E-ディフェンスで木造三階建ての振動台実験を見学してきました。E-ディフェンスは兵庫県にあるのですが、実大三次元振動破壊実験施設で、構造物の耐震性向上に関わる研究開発をしているところです。
実大の建物を前後左右上下に揺さぶり検証する。まさに究極の施設ですね。こういうの大好きです。
この施設の存在を知ったときからぜひ行ってみたいと思っておりました。この施設のキーワードが実大、三次元、破壊だそうです。マニアックです。すごいです。
この度、木造で長期優良住宅の認定基準に適合する耐震等級2の性能を有するものと、柱頭柱脚の接合部性能が不十分なもの(耐震等級2相当)を振動台に並べ同時に加振する実験があることを知り即効申し込みし念願が叶い行くことができました。
実験施設は想像よりもデカかったです。とにかく凄いの一言。圧倒されました。
しかし、もっと凄いことが…
実大の建物を前後左右上下に揺さぶり検証する。まさに究極の施設ですね。こういうの大好きです。
この施設の存在を知ったときからぜひ行ってみたいと思っておりました。この施設のキーワードが実大、三次元、破壊だそうです。マニアックです。すごいです。
この度、木造で長期優良住宅の認定基準に適合する耐震等級2の性能を有するものと、柱頭柱脚の接合部性能が不十分なもの(耐震等級2相当)を振動台に並べ同時に加振する実験があることを知り即効申し込みし念願が叶い行くことができました。
実験施設は想像よりもデカかったです。とにかく凄いの一言。圧倒されました。
しかし、もっと凄いことが…
まさかの長期優良住宅の倒壊。。
事前の説明では倒壊する予定は試験体2である説明がありました。かける力は基準の1.8倍。やりますな長期優良は!などと言いながら見ていましたが、あれあれ。。えっ、マジっすか…!?
長期優良、、大丈夫か。って感じの結果に。
私が見学していたのは南面のリビングがある方からでしたが、加振中、試験体1(耐震等級2)のリビングの壁の筋違いが音を立てて石膏ボードを破り破断したあたりからやばい状態になってきました。
この実験の詳細を公開して欲しいと願っています。
当日は予定よりも早く実験が終わってしまい、施設から早く出るようにと警備の方から言われましたがもう少し見学したかったです。
いろいろと考えさせられることが多い実験でした。
雪国で家作りを考えている私から見れば、試験体の壁の量や配置を見てこれでもイケるのかというのが第一印象でした。雪国では積雪を加味すると耐力壁が関東や関西仕様よりも多く必要になるからです。あの試験体の間取りを見て「俺ならこういう設計はしない」という事を思った人も多かったのではないでしょうか。
しかしながら、あまりにも激しく倒壊してしまったので、びっくりしたというのが本音です。私が第一印象で感じた、これでもイケるのかという感覚はあながち間違ってはいなかったのだと思いました。設計においてはそういう感覚とうのも重要だと思います。
以下 日経NETより引用
「長期優良」でも倒壊 3階建て木造住宅耐震実験 防災研
防災科学技術研究所などは27日、大型震動台「E―ディフェンス」を使って3階建て木造住宅を揺らし、耐震性を試す実験を実施した。その結果、震度6強で、揺れに耐えると考えられた「長期優良住宅」の基準を満たす住宅が倒壊。実験を指揮した東京都市大学の大橋好光教授は「基準に問題はない」としているが、3階建て住宅の増加もあり、同研究所は設計上の課題などを探る。
実験では同じ設計の木造3階建て住宅を2棟使用。1棟は「耐震等級2」を満たす長期優良住宅。もう1棟は柱の接合部のみを弱くしてあり、同等級を満たさない。
2棟を並べて耐震基準の1.8倍、震度6強相当の人工地震波で約20秒間揺らした。実験した住宅はともに耐震基準の1.44倍に耐える設計だが、実際には余裕を持たせて建築しているため揺れを上乗せした。
その結果、長期優良住宅は揺れ終わる間際に壁が崩れ横転するように倒れた。計画では、ぎりぎり倒れないはずだった。もう一方は揺れ始めて約10秒後に柱の接合部が壊れたが、完全には倒壊しなかった。(07:00)
その後、長期優良木造3階立てが「想定通り」倒壊という記事が日経BPにあった。
以下、日経BPより引用
防災科学技術研究所・兵庫耐震工学研究センター(通称=E-ディフェンス)で10月27日、木造3階建て住宅を試験体とした実大振動実験が実施された。加振の結果、性能表示制度における「耐震等級2」相当とした試験体が倒壊した。実験を担当した研究者グループは、「耐力壁の先行破壊で終局が決まっており、現行設計法の想定通りであることが確認できた。倒壊したのは、大変形域の粘りが予想を下回ったため」と説明した。耐震等級2は、長期優良住宅認定制度における必須性能とされている。
実験の実施主体は、防災科研と木を活かす建築推進協議会(代表理事=大橋好光・東京都市大学教授)。間口4.55m、奥行き10.92m、軒高8.9mの試験体を2棟並べて実施した。倒壊したのは「試験体1」で、許容応力度計算により、建築基準法が求める耐震性能の1.44倍を確保していた。倒壊しなかった「試験体2」は、耐力壁の仕様は試験体1と同じだが、柱頭柱脚の接合部を試験体1より劣ったものとしていた。
事前の説明では倒壊する予定は試験体2である説明がありました。かける力は基準の1.8倍。やりますな長期優良は!などと言いながら見ていましたが、あれあれ。。えっ、マジっすか…!?
長期優良、、大丈夫か。って感じの結果に。
私が見学していたのは南面のリビングがある方からでしたが、加振中、試験体1(耐震等級2)のリビングの壁の筋違いが音を立てて石膏ボードを破り破断したあたりからやばい状態になってきました。
この実験の詳細を公開して欲しいと願っています。当日は予定よりも早く実験が終わってしまい、施設から早く出るようにと警備の方から言われましたがもう少し見学したかったです。
いろいろと考えさせられることが多い実験でした。
雪国で家作りを考えている私から見れば、試験体の壁の量や配置を見てこれでもイケるのかというのが第一印象でした。雪国では積雪を加味すると耐力壁が関東や関西仕様よりも多く必要になるからです。あの試験体の間取りを見て「俺ならこういう設計はしない」という事を思った人も多かったのではないでしょうか。
しかしながら、あまりにも激しく倒壊してしまったので、びっくりしたというのが本音です。私が第一印象で感じた、これでもイケるのかという感覚はあながち間違ってはいなかったのだと思いました。設計においてはそういう感覚とうのも重要だと思います。
以下 日経NETより引用
「長期優良」でも倒壊 3階建て木造住宅耐震実験 防災研
防災科学技術研究所などは27日、大型震動台「E―ディフェンス」を使って3階建て木造住宅を揺らし、耐震性を試す実験を実施した。その結果、震度6強で、揺れに耐えると考えられた「長期優良住宅」の基準を満たす住宅が倒壊。実験を指揮した東京都市大学の大橋好光教授は「基準に問題はない」としているが、3階建て住宅の増加もあり、同研究所は設計上の課題などを探る。
実験では同じ設計の木造3階建て住宅を2棟使用。1棟は「耐震等級2」を満たす長期優良住宅。もう1棟は柱の接合部のみを弱くしてあり、同等級を満たさない。
2棟を並べて耐震基準の1.8倍、震度6強相当の人工地震波で約20秒間揺らした。実験した住宅はともに耐震基準の1.44倍に耐える設計だが、実際には余裕を持たせて建築しているため揺れを上乗せした。
その結果、長期優良住宅は揺れ終わる間際に壁が崩れ横転するように倒れた。計画では、ぎりぎり倒れないはずだった。もう一方は揺れ始めて約10秒後に柱の接合部が壊れたが、完全には倒壊しなかった。(07:00)
その後、長期優良木造3階立てが「想定通り」倒壊という記事が日経BPにあった。
以下、日経BPより引用
防災科学技術研究所・兵庫耐震工学研究センター(通称=E-ディフェンス)で10月27日、木造3階建て住宅を試験体とした実大振動実験が実施された。加振の結果、性能表示制度における「耐震等級2」相当とした試験体が倒壊した。実験を担当した研究者グループは、「耐力壁の先行破壊で終局が決まっており、現行設計法の想定通りであることが確認できた。倒壊したのは、大変形域の粘りが予想を下回ったため」と説明した。耐震等級2は、長期優良住宅認定制度における必須性能とされている。
実験の実施主体は、防災科研と木を活かす建築推進協議会(代表理事=大橋好光・東京都市大学教授)。間口4.55m、奥行き10.92m、軒高8.9mの試験体を2棟並べて実施した。倒壊したのは「試験体1」で、許容応力度計算により、建築基準法が求める耐震性能の1.44倍を確保していた。倒壊しなかった「試験体2」は、耐力壁の仕様は試験体1と同じだが、柱頭柱脚の接合部を試験体1より劣ったものとしていた。
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1. 工学的思考 [ においの事件簿 ] 2009年11月03日 08:26
先日書いた『長期優良木造3階建住宅が実験で倒壊しちゃった』の件ですが、研究グル







