2008年11月03日

空家の耐震性

昭和56年以前建築の家屋については耐震診断をして補強をおすすめする。空き家の多くは昭和56年以前のものである。その中にはゆがみがひどく傾いている空き家も存在する。しかし耐震改修をしても莫大なお金がかかってしまう建物もあるので費用対効果を考えるべき。




住宅リフォームや空家再生する場合は耐震改修も併せて行ったほうが経済的だ。また空家住宅を再生する技術でも紹介しているが併用して断熱と気流止めを積極的に行ったほうがよい。耐震性も向上し省エネルギーにも貢献できるからだ。

耐震診断風景画像
CIMG0519

これは耐震診断で基礎の劣化を調査しているところであるが、基礎コンクリートのひび割れは雨水の浸入により鉄筋を錆びさせ劣化が原因で耐震性を低下させてしまう。注意が必要である。また重要視されているのが外壁の仕上げである。建築後10年以上経過した木造住宅では日常繰り返される水掛かりなどにより多かれ少なかれ経年劣化が起こる。その経年劣化の進行度が木造躯体に劣化を与える原因となるからだ。

空き家の管理をする上でも、管理のチェックとして劣化具合の確認をしている。

耐震診断を簡単に説明すると、その住宅が保有すべき耐力と実際に保有している耐力を比較する事で行うが、その住宅が保有すべき耐力とは面積、地域、建物の仕上げ仕様、積雪により決まるものである。また実際に保有している耐力はその住宅の耐力壁の耐力やバランス、劣化から算定される。

劣化が激しい建物は耐震性も低下するので定期的なメンテナンスが必要だ。私は木耐協の耐震診断士として山形県内の木造戸建の耐震診断もしているが何も考えずに増築に増築を重ねて行っている建物はどうしても耐震性が低い数値となってしまう。

住宅を増築やリフォーム、そして空家の再生する時は耐震性の向上、ヒートショックが起きない室内環境(断熱化)をつくることをご提案したい。この部分は正直後から見えなくなってしまう内容であるが、住んだ後に必ず快適さが分かる性能に関するところである。

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akiyakanrinin at 12:03コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!
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