2008年12月08日

窓周りの結露・カビ対策

寒くなってきました。この時期に多い相談が窓周りの結露対策やカビの事です。今回は当サイトに結露対策の相談を受けたので相談者に画像UPの許可を取って紹介することにします。
カビその2

結露には表面結露と内部結露があります。


表面結露は押入れや窓など冷えた面で発生するものでカビ発生やそのカビに集まるダニなどが増えたりする場合があります。室内環境の悪化が直接人間の健康面に影響します。


また、内部結露は壁の中に結露水が蓄積され、それが原因で構造躯体を腐らせてしまいます。シロアリの被害も壁体内結露(内部結露)が原因で起こることもあり、通常壁の中で目に見えないために知らず知らずのうちに家屋の耐久性を低下させている場合もあります。


今回、相談頂いたケースは表面結露によるものです。表面結露の防ぐ対策ですが、原因の多くは建物の断熱性と開口部の性能、換気量などが関係してきます。


ですから結露をとめようと思うならば厳密に言えば建物そのものを見直さなければならないと私は思います。


短期間に結露を抑えるとなれば、室内の仕上げにプラスターなどの吸放湿性のある材料もよいかもしれません。これは水蒸気と水を保有水として材料内に蓄える、吸収された水は結露のないときに蒸発するというものです。しかし吸放湿性能の高い材料は防湿層としては効果がないので内部結露の対策が必要になります。


一般的に対応策としては、
燃焼器具や水周りから発生する水蒸気量を減らすこと。
十分な換気をすること。窓の断熱化・建物の断熱性を高めること。



窓ガラスを変えると確かに結露はしにくくなります。例えば単板ガラスからLOW−Eのアルゴンガス入りペアグラスや真空ガラスなどに変更したとします。確かに窓では結露は止まると思いますが、施工後同じ環境(水蒸気量や温度や湿度)で使用している限り、今まで窓で結露していた分が、今度は他の冷えた壁で結露を起こしやすくなる場合もあるので注意が必要です。


現在、寒さ対策の相談や結露防止の相談を受け付けております。既存の住宅の寒さや結露対策には建物の断熱・気密化・換気が重要になります。




akiyakanrinin at 21:42コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!
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